2016年7月3日 1-14

F1第4期とホンダという会社が抱えるF1に対する問題

ホンダの歴史には、必ずレースがあります。
レースなくしてホンダは成長してこれなかったといえるでしょう。
そして、何よりもF1に掛ける情熱は、異常ともいえるほどのものがあるのです。

2015年からのF1第4期

ホンダは2013年に緊急記者会見を開きます。
2015年にF1へエンジンサプライヤーとして復帰を明言するのです。
それも、黄金時代を築いたマクラーレンとタッグを組むと表明することとなり、大きな話題となって行きます。

それまでのエンジンとは違い、エネルギー回生システムを持つエンジンであり、第3期の末期に開発を始める矢先に撤退となったいわくつきでした。
そのため、本当にホンダは成功するのか、パワーユニットとして戦闘力を持つことができるのか注目されることとなるのです。

最も力のないエンジンである事実

ホンダとマクラーレンといえば、F1ファンであればだれもが知る組み合わせでしょう。
それだけに、開発期間を1年置く以上、いきなり素晴らしいパフォーマンスをすると期待されたのです。
ところが、ふたを開けてみれば、まったくのパワー不足であり、戦闘力は下のカテゴリーのF2以下であるとまで言われてしまいます。
信頼性も低く、まったく勝負にならないのです。

それでも、黄金期を築いたマクラーレンとホンダということもあり、フェルナンド・アロンソやジェイソン・バトンを擁していることで、活躍を期待されています。
ですが、現実的には、全チームの中で最も非力なエンジンであり、シャシーも中堅クラスでしかないのです。
かつての黄金期のような姿を見ることは、少なくても2016年には不可能でしょう。

ホンダとF1

ホンダという会社とF1は切っても切り離せない関係にあります。
若手の修業の場として考えている部分もあり、本気にならなくても勝てると思っていることも確かです。
否定できない状況があまりにも多く、危機感もないというのが、現在のホンダの姿であるともいえます。

名門復活を望む声は、常に聞こえてくるでしょう。
それでも、今のホンダは経営的にも、タカタ製シートベルトの問題でリコールで大ダメージを受け、非常に危険な状態です。
ここから奇跡の大逆転を見せることは、非常に難しいかもしれません。
ですが、いつかはホンダのエンジンを搭載した車が圧勝ということを見てみたいと思っているのです。
それができるようになるためには、ホンダという会社が変わらなければいけないともいえるでしょう。